スプリングSの傾向と注目馬(2022年)
この記事では、2022年3月20日に行われる
G2スプリングSについて予想します。
過去10年間に複勝圏内に入った馬の傾向から、
今年の本命馬を絞り込んでいくよ。
中山競馬場芝1800mのコース傾向
中山芝1800mは内回りコースを使用。
コーナーが4つある小回りコースであり、コーナーのカーブは他のコースに比べてキツくなっています。
スタートはホームストレッチ中間あたりにあります。
第1コーナーまでの距離が短く、スタートすぐに急坂があり、その中で先行争いが行われます。
第2コーナーまで坂が続くためペースが上がりにくく、スローペースになりがちです。
そのため、スタート後のコーナーで好位を取れた馬が有利=逃げ先行馬が有利となります。
第2コーナーを過ぎたあたりから下り坂が続き、ペースが上がります。
最後の直線は310mあり、そのうちゴールまで180mから70mにかけて2.2mの急坂が待ち構えます。
中山1800mコースには、小回りに対応する機動性、長く続く坂に対応する持続力、急坂を駆け上がるパワーが必要となります。
スプリングSの好走傾向分析
ここから、過去10年間の好走馬の
傾向を分析していきます。
大きく傾向が表れていると判断した
項目をピックアップしているよ。
人気傾向
1番人気は2勝しかしていませんが、9頭馬券内確保とは安定感抜群です。
唯一馬券内を外したのは2017年開催のサトノアレス。
出遅れ後方からの競馬になり、直線追い込むもクビ差4着となりました。
出遅れなければ馬券内はあったかの内容です。
1番人気は抑えたほうが良さそうです。
- 参考に・・・サトノアレスの前走成績
-
朝日杯フューチュリティSを6番人気に支持され優勝。
このレースでも出遅れていました。
2着のモンドキャノンは更に後ろのポジションにおり、サトノアレスが半馬身差抑えています。
乗り替わりの有無
勝馬の10頭中8頭が乗り替わりをしています。
継続騎乗で優勝した馬は以下の二頭。
- 2017年ウインブライト
- 2015年キタサンブラック
複勝圏内については、乗り替わり有無し共に15頭ずつ。
乗り替わりない馬が勝利したのなら、今後の重賞戦線に名を連ねる名馬となる可能性が高いでしょう。
前走着差
スプリングSの好走馬の前走着差は以下の範囲です。
スプリングS勝馬(秒) | -0.5~0.6 |
スプリングS馬券内(秒) | -1.0~0.6 |
この内最も複勝圏内を占める割合が高かったのが、-0.2~0.0の範囲で13頭該当しました。
この範囲を-0.2~0.2まで広げると、17頭該当。
-0.4~0.4まで広げると、23頭該当。
前走着差は離され過ぎないことが重要といえそうです。
気になったデータ
前走着順 | 勝馬 | 複勝馬 |
---|---|---|
1 | 6 | 17 |
2 | 2 | 8 |
3 | 1 | 1 |
4 | 1 | 4 |
計 | 10 | 30 |
前走人気 | 勝馬 | 複勝馬 |
---|---|---|
1 | 1 | 12 |
2 | 3 | 3 |
3 | 2 | 7 |
計 | 6 | 22 |
注目馬
12アライバル
前走京成杯では1番人気に支持されるも、4着という結果に。
1コーナーに入るときに、下がってくる馬に進路を遮断される不利。
直線では他馬との接触や、追い出すスペースが無いという不利もあった。
それでいて4着なら能力としては悪くないでしょう。
スタートは悪くなさそうなので、スムーズな競馬で巻き返しを期待します。
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