中山牝馬Sの傾向と該当馬(2022年)
この記事では、2022年3月12日に
行われるG3中山牝馬Sについて予想します。
今回は過去10年間に複勝圏内に入った馬の傾向から、
今年の本命馬を絞り込んでいくよ。
中山競馬場芝1800mのコース傾向
中山芝1800mは内回りコースを使用。
コーナーが4つある小回りコースであり、コーナーのカーブは他のコースに比べてキツくなっています。
スタートはホームストレッチ中間あたりにあります。
第1コーナーまでの距離が短く、スタートすぐに急坂があり、その中で先行争いが行われます。
第2コーナーまで坂が続くためペースが上がりにくく、スローペースになりがちです。
そのため、スタート後のコーナーで好位を取れた馬が有利=逃げ先行馬が有利となります。
第2コーナーを過ぎたあたりから下り坂が続き、ペースが上がります。
最後の直線は310mあり、そのうちゴールまで180mから70mにかけて2.2mの急坂が待ち構えます。
中山1800mコースには、小回りに対応する機動性、長く続く坂に対応する持続力、急坂を駆け上がるパワーが必要となります。
中山牝馬Sの好走傾向分析
ここから、過去10年間の好走馬の
傾向を分析していきます。
大きく傾向が表れていると判断した
項目をピックアップしているよ。
人気傾向
1番人気は過去10年間で1度しか優勝したことがありません。
他の優勝馬は3~8番人気で分け合っており、毎年荒れる傾向となっています。
その反面、1番人気の複勝率は50%と悪くない数字となっており、
1番人気を切り捨てる判断をしにくくさせています。
年齢傾向
最も好成績を収めているのは5歳の馬で、過去10年間で6勝、複勝圏内だと15頭と半分を占めています。
次点で4歳馬が3勝、複勝圏内7頭。
次いで6歳馬が1勝、複勝圏内が6頭。
乗り替わりの有無
前走からの乗り替わりでの勝利は7頭該当しました。
乗り替わりの無い馬の勝利は3頭該当し、勝率は騎手が乗り替わった馬のほうが圧倒的に良かったのですが、複勝圏内は15頭ずつと半々という成績でした。
前走着順と着差
過去10年間の勝ち馬の中に、前走から連勝した馬は該当しませんでした。
中山牝馬Sで優勝する馬は前走2着以下だった馬ばかりです。
特に多いのが前走8着馬の3頭、次点で4着馬の2頭でした。
ところが、着差タイムは大きく離されておらず0.7秒差以下だった馬が9頭該当します。
一番離された馬でカワキタエンカの1.1秒差でした。
距離延長短縮
最も良い成績を残しているのは200m短縮で5勝14頭馬券内でした。
次点で200m延長の3勝9頭馬券内です。
他に勝利している馬は400m短縮、600m短縮の1頭ずつ。
日経新春杯から参戦のフーラブライド。
エリザベス女王杯から参戦したマイネイサベル。
前走4角位置と脚質と上りタイム
前走逃げた馬は2頭勝利。
2~4番手で先行した馬は2頭勝利。
5~10番手で中団から差した馬は6頭勝利。
上りタイムは35秒台と36秒台が同じ4頭ずつ該当。
馬券内も9頭と6頭で合計15頭と半分を占めます。
34秒台の勝利は1頭のみですが、10頭馬券内に入っています。
今年の該当馬
6クールキャット
7シャムロックヒル
9テルツェット
13スライリー
穴馬ばっかり・・・
ここは荒れることに振り切って、
穴狙いに徹するのも面白そうだね!
ここはさすがに転がしはできないよね。
さすがの僕も無理!
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