2022年マイラーズカップ馬ソウルラッシュの次走とコメント等

浜中俊騎手騎乗の「ソウルラッシュ」が、第53回マイラーズカップを制覇した。
調教師は池江泰寿氏。
馬主は石川達絵氏。
個人馬主が同レースを制したのは10年ぶりで、直近は第43回シルポートの河崎五市氏だった。

ソウルラッシュの差し切り勝ち

• 7枠（オレンジ帽）13番がソウルラッシュ
• 0:12いつもよりも後方からの競馬
• 1:18直線に向くと一気に外に持ち出す
• 1:36大外から他馬をごぼう抜き
• 1:40半馬身差制し1着入線「上り3F34.1（1位）2位は34.7」

ソウルラッシュのあれこれ

浜中俊騎手騎乗の「ソウルラッシュ」が、第53回マイラーズカップを制覇した。（開催日は2022年4月24日）

2022年のマイラーズカップを制した「ソウルラッシュ」は、今回が重賞初挑戦であり、同時に初制覇となった。
新馬戦は2000mで勝利を飾るも、1勝クラスでは掲示板どまり。
1600mに距離短縮後、3連勝しOP入り。マイラーズカップに駒を進めた。
父「ルーラーシップ」母「エターナルブーケ」。
近親馬に「ディオ」がおり、マイルで良績を残してる。近走はアーリントンカップ（G3）で0.5差5着だった。
「ソウルラッシュ」は血統からもマイラーぽい。

ソウルラッシュの次走

「ソウルラッシュ」はマイラーズカップを勝利したことにより、安田記念への優先出走権を獲得。

今後は放牧を挟んで、安田記念（６月５日＝東京芝１６００メートル）に向かう予定。手綱は引き続き浜中が取る。

東スポ競馬（2022年4月28日閲覧）

とのこと。

勝利ジョッキー（浜中騎手）のコメント

（前略）この馬がマイルの距離にしてからしか乗っていませんが、良いタイミングで巡り合えましたし、連勝できているので、良いタイミングで乗せてもらっていると思います。
重賞初挑戦でこれだけ豪快な競馬を見せてくれて、次のGIにも更に期待を持って挑めると思うので、僕自身、楽しみにしています

netkeiba.com(2022年4月28日閲覧）

近年マイラーズカップ組が安田記念で勝利したのは、「インディチャンプ」だけみたい。
ちなみに「インディチャンプ」はマイラーズカップは4着だった。

今年の安田記念には、香港最強マイラー「ゴールデンシックスティ」が参戦を視野に入れてるみたいで、一筋縄ではいかなさそう。
出典：netkeiba.com（2022年4月28日閲覧）

だけど勝てれば評価はウナギノボリだろう。

ソウルラッシュは「キセキ」を超えられるか？

馬主：石川達絵氏の所有馬で獲得賞金ナンバー1は「キセキ」。
「ソウルラッシュ」は今回の勝利により、歴代所有馬ナンバー3の獲得賞金となった。
なお、石川氏所有馬の稼ぎ頭ナンバー2は「カンタービレ」。
「ソウルラッシュ」が安田記念で掲示板確保すれば、獲得賞金ナンバー2となる。
ちなみに、「キセキ」の獲得賞金は7億以上あり、ここに達するにはしばらく時間がかかりそう。
「ソウルラッシュ」と「キセキ」の生産は共に下川辺牧場であり、かなり期待してそうな気がする。