過去傾向からサクッと絞り込む小倉記念2022
小倉記念は毎年のように三連単が万馬券となる波乱が期待できるレースです。
2桁人気の馬が勝利する例もあり、その年の三連単は10万馬券を超えています。
今年も条件が揃えば二桁馬番の大穴から狙いたいところです。
前走から乗り替わりの馬が圧倒的良績
過去10年間で乗り替わりで参戦した馬が9頭勝利しています。
馬券内も21頭の馬が該当しており、軸馬を選ぶなら乗り替わりの馬から選ぶのが良さそうです。
以下の表は2021年からの上位3頭の騎手の乗り替わりをまとめたものです。
個人的に気になったのは、前走人気よりも上位の着順を取っている馬が多く好走している点でした。
人気よりも好走しているので乗り替わりの必要はないように感じますが、乗り代わりにより、馬の持ち味を更に高めることが出来た結果なのかもしれません。
馬名 | 人気 | 着順 | 前走人気 | 前走着順 | 騎手 | 前走騎手 |
モズナガレボシ | 6 | 1 | 10 | 3 | 松山弘平 | 浜中俊 |
ヒュミドール | 5 | 2 | 11 | 6 | 幸英明 | 吉田豊 |
スーパーフェザー | 8 | 3 | 8 | 3 | 武豊 | 西村淳也 |
アールスター | 10 | 1 | 5 | 6 | 長岡禎仁 | 浜中俊 |
サトノガーネット | 6 | 2 | 15 | 9 | 松山弘平 | 吉田豊 |
アウトライアーズ | 13 | 3 | 15 | 14 | 丸田恭介 | 丸田恭介 |
メールドグラース | 1 | 1 | 1 | 1 | 川田将雅 | レーン |
カデナ | 6 | 2 | 9 | 3 | 北村友一 | 藤岡佑介 |
ノーブルマーズ | 5 | 3 | 10 | 6 | 高倉稜 | 高倉稜 |
トリオンフ | 1 | 1 | 1 | 2 | 武豊 | ルメール |
サトノクロニクル | 2 | 2 | 5 | 12 | M.デム | 川田将雅 |
マウントゴールド | 5 | 3 | 2 | 1 | 浜中俊 | 浜中俊 |
タツゴウゲキ | 4 | 1 | 6 | 6 | 秋山真一 | 北村宏司 |
サンマルティン | 2 | 2 | 4 | 1 | 戸崎圭太 | 戸崎圭太 |
フェルメッツァ | 6 | 3 | 8 | 5 | 北村友一 | 秋山真一 |
クランモンタナ | 11 | 1 | 10 | 13 | 和田竜二 | 松若風馬 |
ベルーフ | 4 | 2 | 6 | 9 | ホワイト | 松田大作 |
エキストラエンド | 6 | 3 | 9 | 10 | 浜中俊 | 内田博幸 |
アズマシャトル | 6 | 1 | 1 | 4 | 松若風馬 | 和田竜二 |
ベルーフ | 2 | 2 | 7 | 12 | パートン | 戸崎圭太 |
ウインプリメーラ | 3 | 3 | 6 | 4 | 和田竜二 | 和田竜二 |
サトノノブレス | 3 | 1 | 6 | 8 | 和田竜二 | 浜中俊 |
マーティンボロ | 6 | 2 | 10 | 1 | 藤岡佑介 | バルジュ |
メイショウナルト | 2 | 3 | 5 | 1 | 田辺裕信 | 田辺裕信 |
メイショウナルト | 3 | 1 | 2 | 2 | 武豊 | 幸英明 |
ラブリーデイ | 5 | 2 | 17 | 7 | 川田将雅 | 川田将雅 |
マイネルラクリマ | 1 | 3 | 1 | 1 | 柴田大知 | 柴田大知 |
エクスペディション | 3 | 1 | 3 | 8 | 浜中俊 | 浜中俊 |
トーセンラー | 1 | 2 | 1 | 2 | 川田将雅 | 岩田康誠 |
ナリタクリスタル | 9 | 3 | 8 | 7 | 武豊 | 幸英明 |
前走スローペースを経験した馬が優勢
前走スローペースを経験した馬が、過去10年間で5頭勝利していました。
馬券内も16頭を占めています。
ミドルペースの馬が4頭勝利しており、馬券内は8頭該当しました。
前走上り34~35秒台を記録した馬が優勢
前走34~35秒台の上りタイムを記録した馬が過去10年間で8頭勝利していました。
馬券内を19頭とかなりの割合を占めています。
前走36秒台を記録した馬が過去10年間で2頭勝利、馬券内を8頭確保。
33秒台の馬は過去10年間で1頭も勝利できていませんでした。
今年の本命馬
◎ヒュミドール
小回り実績があり、適正の高そうなヒュミドールを本命。
前走は七夕賞を5着と掲示板確保。4走前には福島記念を2着と好走した。
2走前は大阪杯を15着、中山記念を6着と馬柱を汚してしまっているが、中山記念は出遅れてしまっての結果。
大阪杯はG1と相手が強すぎたと見れる中、G2の中山記念を6着と上位争いに参加できたのなら力はある。
今回小倉2000mとレースの舞台を変えるが、去年は同レースを2着と好走しており、勝馬とはわずか0.1差。
初めて手綱を取る藤岡康太騎手を鞍上に迎え、新たな一面を見せてくれることを期待する。
おすすめ書籍
ザ・ロイヤルファミリー
馬主視点で日本競馬の流れを知る事が出来ます。
ギャンブルだけじゃない、別の視点を持つきっかけとなりました。
競馬に興味があり、何か読みたい人にオススメの一冊です。
小説は少しずつ読むタイプですが、この作品は一気読みしてしまいました。
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