根岸S2025|過去10年の傾向データ分析と勝馬予想

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根岸ステークス

デク

こんにちは!

今日は「根岸ステークス」で注目したい穴馬の傾向について、過去10年分のデータをもとにわかりやすく解説していきます!

デク

普段はあまり人気馬を狙わない方も、ぜひ参考にしてくださいね。

概要

根岸ステークス(GIII)は、東京競馬場のダート1400mで行われる4歳以上の別定重量戦で、フェブラリーステークスの重要な前哨戦として位置付けられています。
1987年に創設され、JRAのダート重賞としては3番目に古い歴史を持ちます。 

歴史

根岸ステークスの歴史は、1987年に4歳(現在の3歳)以上の馬を対象とした重賞競走(GIII)として創設され、東京競馬場のダート1400mで行われたことから始まります。
1990年には混合競走に指定され、外国産馬の出走が可能となりました。
さらに、1994年から2000年までは「東京中日スポーツ杯 根岸ステークス」という名称で開催されていました。

1996年には指定交流競走となり、地方競馬所属馬が5頭まで出走できるようになりました。
また、1998年にはダートグレード格付け委員会によってGIII(統一GIII)に格付けされ、さらに2005年には国際競走となり、外国調教馬も4頭まで出走可能になりました。

そして2014年からは、この競走で1着になった馬にフェブラリーステークスへの優先出走権が与えられるようになり、現在に至っています。

過去配当

 単勝馬単3連複3連単
242502,0802,0709,390
231605301,0702,610
221,1507,0705,99034,910
212507,0308,11044,160
209903,30014,51069,270
194302,3605,22018,930
181,0505,0802,54020,200
173001,5902,3909,330
162201,85011,48034,400
153401,45013,29048,330

過去10年間の根岸ステークスの配当傾向を分析すると、以下のような特徴が見られます。

単勝: 1番人気が6勝、3番人気以内で8勝と、上位人気馬の信頼性が高い傾向があります。

3連複: 大波乱は少ないものの、好配当が続いています。

3連単: 万馬券は7回あり、波乱の可能性も否定できません。 

過去10年で馬券になった馬

 着順人気馬名所属
2411エンペラーワケア
 26アームズレイン
 32サンライズフレイム
2311レモンポップ
 22ギルデッドミラー
 34バトルクライ
2216テイエムサウスダン
 24ヘリオス
 32タガノビューティー
2111レッドルゼル
 210ワンダーリーデル
 32タイムフライヤー
2013モズアスコット
 21コパノキッキング
 39スマートアヴァロン
1912コパノキッキング
 23ユラノト
 35クインズサターン
1816ノンコノユメ
 21サンライズノヴァ
 32カフジテイク
1711カフジテイク
 23ベストウォーリア
 34エイシンバッケン
1611モーニン
 26タールタン
 310グレープブランデー
1511エアハリファ
 22ワイドバッハ
 315アドマイヤロイヤル

主な過去の優勝馬のその後の活躍

レモンポップ(2023年優勝): 同年のフェブラリーステークスとチャンピオンズカップを制し、ダート界のトップホースとして活躍しました。

モズアスコット(2020年優勝): 根岸ステークス優勝後、フェブラリーステークスも制し、芝・ダート双方でG1制覇を達成しました。

モーニン(2016年優勝): 根岸ステークス勝利後、フェブラリーステークスも制し、ダート短距離路線での実力を示しました。

根岸ステークスは、フェブラリーステークスへの重要なステップレースであり、ここでの好走馬がその後のダート路線で活躍するケースが多く見られます。

根岸ステークスの過去データから分析した好走傾向

全体の人気傾向

まずは全体の人気別成績をチェックしてみましょう。

人気着別度数勝率複勝率
1番人気6-2-0-2/1060%80%
2番人気1-2-4-3/1010%70%
3番人気1-2-0-7/1010%30%
4番人気0-1-2-7/100%30%
5番人気0-0-1-9/100%10%
6番人気2-2-0-6/1020%40%
7番人気0-0-0-10/100%0%
8番人気0-0-0-10/100%0%
9番人気0-0-1-9/100%10%
10番人気0-1-1-8/100%20%
11番人気0-0-0-10/100%0%
12番人気0-0-0-10/100%0%
13番人気0-0-0-10/100%0%
14番人気0-0-0-9/90%0%
15番人気0-0-1-8/90%11%
16番人気0-0-0-9/90%0%
  • 1番人気:勝率60%、複勝率80%
  • 2番人気:勝率10%、複勝率70%
  • 3番人気:勝率10%、複勝率30%
  • 4番人気:勝率0%、複勝率30%
  • 5番人気以下:全体的に苦戦傾向。ただし、複勝率が高い条件もあるので要注目!

やっぱり1番人気の信頼度が高いですね。
でも、今回は穴馬に絞って分析していきますよ。

5番人気以下のデータ分析

年齢別の傾向

年齢別ではこんな感じのデータが出ています。

年齢着別度数勝率複勝率
4歳0-1-0-8/90%11%
5歳1-0-0-18/195%5%
6歳1-0-1-26/284%7%
7歳0-0-0-28/280%0%
8歳0-2-3-18/230%22%
  • 4歳:複勝率11%
  • 5歳:勝率5%、複勝率5%
  • 6歳:勝率4%、複勝率7%
  • 7歳:複勝率0%(かなり厳しい…)
  • 8歳:複勝率22%(意外と健闘!)

8歳馬の複勝率が高いのが特徴的です。
実際にワンダーリーデル(2021年)やスマートアヴァロン(2020年)など、ベテラン勢が健闘しています。

枠番別の傾向

次に枠番別のデータを見てみましょう。

枠番着別度数勝率複勝率
1枠0-1-2-14/170%18%
2枠0-0-0-15/150%0%
3枠0-0-0-12/120%0%
4枠0-1-1-13/150%13%
5枠0-0-0-14/140%0%
6枠1-0-0-14/157%7%
7枠0-0-1-13/140%7%
8枠1-1-0-13/157%13%
  • 8枠:勝率7%、複勝率13%
  • 1枠:複勝率18%
  • その他の枠:全体的に低調

外枠に配置された馬が健闘する傾向があります。
過去にはアームズレイン(2024年)やノンコノユメ(2018年)が8枠から馬券内に入りました。

前走着順別の傾向

前走の着順による傾向は以下の通りです。

前走
着順
着別度数勝率複勝率
1着1-2-0-19/225%14%
2着0-0-0-11/110%0%
3着0-0-2-12/140%14%
4着0-1-0-11/120%8%
5着0-0-0-4/40%0%
6~9着1-0-1-25/274%7%
10着~0-0-1-22/230%4%
  • 前走1着:勝率5%、複勝率14%
  • 前走6~9着:勝率4%、複勝率7%
  • 前走10着以降:複勝率4%

前走で大敗していても巻き返しの可能性があるのが穴馬の魅力ですね!

前走クラス別の傾向

最後に前走クラス別のデータです。

前走
クラス
着別度数勝率複勝率
未勝利0-0-0-1/10%0%
3勝0-0-0-3/30%0%
OP0-2-1-35/380%8%
L0-0-1-11/120%8%
G30-1-1-24/260%8%
G20-0-0-3/30%0%
G11-0-1-8/1010%20%
  • G1組:勝率10%、複勝率20%
  • OPEN:複勝率8%
  • G3組:複勝率8%

やはりG1経験のある馬は格が違う?
例えばノンコノユメ(2018年)は前走G1のチャンピオンズカップから巻き返しました。
条件戦からの挑戦馬は厳しい結果です。

実例から見る傾向

さらに、実際のデータを元に過去に馬券内に入った馬を分析します。

アームズレイン(2024年・2着)

  • 前走:りんくうステークス(1着・ダート1200m)
  • 特徴:距離延長かつ好調維持での参戦。先行力を活かして2着を確保。

テイエムサウスダン(2022年・1着)

  • 前走:兵庫ゴールドトロフィー(1着・ダート1400m)
  • 特徴:同距離での勝利経験が好材料。

ワンダーリーデル(2021年・2着)

  • 前走:武蔵野ステークス(4着・ダート1600m)
  • 特徴:距離短縮が吉と出たパターン。

5番人気以下の傾向まとめ

過去10年のデータをもとにした傾向をまとめると、以下のポイントが浮かび上がります。

  • 年齢では8歳馬が健闘!
  • 枠番は6枠・8枠に注目!
  • 前走着順が悪くてもチャンスあり!特に前走6~9着の馬は要チェック!
  • G1組は穴馬でも侮れない!

データを総合すると、「経験豊富なベテラン勢」や「巻き返しを狙う外枠の馬」に妙味がありそうですね。ぜひ、この傾向を参考にして、高配当を狙ってみてください!

デク

コメント欄やSNSで結果報告をお待ちしています。
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!

根岸ステークスの予想

本命馬:サンライズフレイム

昨年の根岸ステークスで3着と好走したサンライズフレイムを本命とします。今年は5ヶ月の休み明けながらも仕上がり良好。昨年の雪辱を果たし、待望の重賞初制覇を狙います。

選定理由

サンライズフレイムを本命に推す理由は、大きく3つあります。

① 安定感抜群の成績

サンライズフレイムは【6-1-3-0】という成績で、デビューから10戦すべてで馬券圏内を確保している超堅実派。昨年の根岸Sでも3着と好走しており、この舞台への適性は十分です。今回は昨年以上に調子が良いとのことで、さらに上位を狙える条件が揃っています。

② コース適性の高さ

東京ダート1400mは、スタート後に下り坂があり、その後は緩やかな上り坂へ。ペースが上がりやすく、直線の長さも相まって、最後の決め手が重要になります。昨年のレースではスローペースの中で外から伸びて3着。今年はより仕上がりが良く、斤量も57kgに減るため、直線での伸びがさらに期待できます。

③ 仕上がりの良さと斤量の恩恵

今回は5ヶ月ぶりの実戦となりますが、調教の動きからも仕上がりの良さが伝わってきます。1週前には坂路4F52秒3-1F12秒3の好時計をマーク。前走のエニフS(3着)は59kgの斤量を背負っての結果でしたが、今回は57kgと2kg減。さらに、昨年よりもメンタル面の成長が見られるとのこと。より落ち着いてレースに臨めそうです。

まとめ

サンライズフレイムは、安定感のある成績とコース適性、仕上がりの良さを兼ね備えた有力候補。今年は昨年以上に状態が良く、斤量の恩恵も受けられることから、勝ち負け必至と見ています。昨年3着の雪辱を果たし、重賞初制覇を期待します!

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