いよいよ11月1日(日)は秋の中距離王者を決める天皇賞(秋)!
今年も東京競馬場の芝2000mを舞台に、実績十分のGⅠ馬から勢いのある上がり馬まで、個性豊かな17頭が集まりました。
今回の注目は、なんといってもマスカレードボールとクロワデュノールの2強対決でしょう。
しかし、競馬は強い馬が必ず勝つとは限らないところが面白いですよね。
そこで今回は、近走成績やコース適性、枠順、展開、そしてオッズを比較しながら、「最も勝つ可能性が高い馬」と「人気以上の走りが期待できる穴馬」をそれぞれ1頭ずつ選んでみました!
最も勝ちそうな馬はマスカレードボール!
今年の天皇賞(秋)で最も勝利に近いと考えているのは、4枠7番のマスカレードボールです。
最大の理由は、東京競馬場との相性の良さ。
なんと東京コースでは5戦して3勝、2着2回。これまで一度も連対を外していないんです。
しかも、昨年の天皇賞(秋)の優勝馬であり、今回は連覇がかかっています。
昨年のレースでは、直線で鋭い末脚を発揮して見事にGⅠ初制覇を達成。続くジャパンカップでも、世界トップクラスのカランダガンと最後まで競り合い、わずかアタマ差の2着でした。
この2戦だけでも、東京競馬場で発揮できる能力の高さがよく分かります。
今年4月には香港のクイーンエリザベスⅡ世カップで2着。海外の強豪を相手にしても十分通用する実力を示しています。
一方、7月のイギリス遠征では7着に敗れました。
今回気になるのは、この海外遠征からの帰国初戦という点です。国内での実戦も約11か月ぶりとなります。
ただ、今回は得意の東京コース。4枠7番という極端ではない枠順も好材料でしょう。
何より、東京の長い直線で繰り出す末脚は大きな武器です。
前日18時時点の単勝オッズは2.4倍で1番人気。もちろん、人気が高いから勝つと考えているわけではありません。
実績、コース適性、末脚の能力を総合すると、今回最も信頼できるのはこの馬だと判断しました。
最大のライバルはクロワデュノール!
もちろん、マスカレードボールの勝利を阻む可能性が高いのは、1枠1番のクロワデュノールでしょう。
昨年の日本ダービーを制し、今年は大阪杯と天皇賞(春)も優勝。さらに宝塚記念では2着と、非常に高いレベルで安定しています。
特に評価したいのは、大阪杯を勝っていること。
2000mという距離でもGⅠを勝ち切る能力があり、天皇賞(秋)の舞台にも十分対応できるはずです。
また、今回は最内枠を引き当てました。
道中の距離ロスを抑えながら好位を確保できれば、直線で簡単には止まらないでしょう。
ただし、最内枠は必ずしも有利とは限りません。周囲の馬に囲まれ、仕掛けたいタイミングで進路がなくなる可能性もあります。
マスカレードボールとクロワデュノール。
どちらが勝っても不思議ではありませんが、東京コースでの実績という点から、今回はマスカレードボールを上位に評価しました。
穴を開けるならジョバンニに注目!
ここからが今回の予想で最も面白いところです。
大穴候補として注目したいのが、8枠16番のジョバンニ。
前日18時時点の単勝オッズは58.1倍で10番人気。
2強とは大きく離れた人気ですが、これまでの成績を見ると、そこまで軽視してよい馬なのか疑問が残ります。
まず、今年3月の金鯱賞では、今回も出走するシェイクユアハートと同タイムの2着。
4月には香港のクイーンエリザベスⅡ世カップに挑戦し、世界的な強豪ロマンチックウォリアーから0.5秒差の5着に入りました。
そして7月の小倉記念では2着。続く9月のチャレンジカップでは、ついに重賞初制覇を達成しました。
今年の成績を振り返ると、大きく崩れることなく、着実に力を付けていることが分かります。
しかも、これらはすべて芝2000mでの実績です。
距離適性に不安がないことは大きな強みでしょう。
さらに、過去にはホープフルステークスでクロワデュノールの2着、皐月賞ではマスカレードボールからわずか0.1秒差の4着という実績もあります。
つまり、人気を集める2頭と全く勝負にならない馬ではないんです。
今回の課題は8枠16番という外寄りの枠順。
東京芝2000mは最初のコーナーまでが比較的短く、外枠から無理に位置を取りに行くと、距離ロスが大きくなる可能性があります。
しかし、前走のチャレンジカップでは外枠から好位に取り付き、しっかり結果を出しています。
今回も松山弘平騎手がスムーズに中団付近へ導ければ、十分に見せ場を作れるのではないでしょうか。
もちろん、相手はGⅠ馬がそろう強力なメンバー。勝ち切るのは簡単ではありません。
それでも、実力と人気のバランスを考えると、今回最も面白い穴馬はジョバンニだと考えています。
展開次第では波乱もありそう!
今回の展開を考えるうえで注目したいのが、ホウオウビスケッツの存在です。
先行力が持ち味の馬で、今回もレースの流れを作る可能性があります。
もしペースが落ち着けば、好位から競馬を進められるクロワデュノールに有利な展開になるかもしれません。
反対に、ある程度流れる展開になれば、直線で鋭い末脚を使えるマスカレードボールにとって理想的でしょう。
ジョバンニには、無理に先頭集団を追いかけず、脚をためながら勝負どころで進出する競馬を期待したいところです。
また、ダノンデサイルも忘れてはいけません。
こちらはGⅠで安定した成績を残している実力馬。2強に隙が生まれたとき、一気に上位へ食い込む可能性があります。
最終結論!本命はマスカレードボール、穴馬はジョバンニ!
今回の天皇賞(秋)、私の注目馬は次の2頭です。
◎ 最も勝ちそうな馬:⑦マスカレードボール
東京競馬場との抜群の相性と、GⅠで見せてきた高い能力を評価。連覇の可能性は十分にあると考えています。
☆ 穴を開けそうな馬:⑯ジョバンニ
今年に入ってからの安定感と2000mでの実績に注目。人気以上の走りを見せても不思議ではない存在です。
勝つ確率だけを考えるならマスカレードボール。しかし、オッズを含めた馬券の面白さではジョバンニに魅力を感じます。
競馬には絶対がありません。思いもよらない馬が強豪を破ることもあれば、人気馬が圧倒的な強さを見せることもあります。
果たして今年は2強が意地を見せるのか。それとも伏兵が大仕事をやってのけるのか。
11月1日15時40分、東京競馬場の直線でどんなドラマが待っているのか、今から楽しみです!
※単勝オッズは発走までに変動します。予想は個人的な見解であり、的中を保証するものではありません。

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