日経新春杯
みなさん、こんにちは!今日は競馬好きのみなさんと一緒に「日経新春杯」のデータを深掘りしていきましょう。
競馬をもっと楽しむためのヒントをたっぷり詰め込みましたので、最後までじっくり読んでくださいね。
概要
日経新春杯(にっけいしんしゅんはい)は、日本中央競馬会(JRA)が主催する4歳以上の競走馬を対象としたG2ハンデキャップ競走で、毎年1月中旬に京都競馬場の芝2400m(外回り)で行われます。
2025年は中京競馬場の芝2200mで行われます。
1954年に「日本経済新春杯」として創設され、1979年に現在の名称に変更されました。
このレースは、新年最初のG2競走として、多くの競馬ファンに親しまれています。
過去配当
単勝 | 馬単 | 3連複 | 3連単 | |
---|---|---|---|---|
24 | 410 | 2,890 | 3,040 | 13,230 |
23 | 380 | 13,440 | 17,190 | 96,330 |
22 | 560 | 1,460 | 5,970 | 26,610 |
21 | 1,960 | 108,870 | 112,200 | 961,790 |
20 | 490 | 3,680 | 29,380 | 110,680 |
19 | 270 | 1,950 | 2,640 | 10,530 |
18 | 370 | 2,720 | 9,240 | 37,240 |
17 | 290 | 1,230 | 1,330 | 5,040 |
16 | 470 | 1,260 | 1,400 | 6,550 |
15 | 1,210 | 19,580 | 35,650 | 200,130 |
過去10年で馬券になった馬
着順 | 人気 | 馬名 | 所属 | |
---|---|---|---|---|
24 | 1 | 1 | ブローザホーン | 美 |
2 | 4 | サヴォーナ | 栗 | |
3 | 3 | サトノグランツ | 栗 | |
23 | 1 | 2 | ヴェルトライゼンデ | 栗 |
2 | 10 | キングオブドラゴン | 栗 | |
3 | 4 | プラダリア | 栗 | |
22 | 1 | 3 | ヨーホーレイク | 栗 |
2 | 1 | ステラヴェローチェ | 栗 | |
3 | 9 | ヤシャマル | 美 | |
21 | 1 | 7 | ショウリュウイクゾ | 栗 |
2 | 13 | ミスマンマミーア | 栗 | |
3 | 4 | クラージュゲリエ | 栗 | |
20 | 1 | 2 | モズベッロ | 栗 |
2 | 5 | レッドレオン | 栗 | |
3 | 11 | エーティーラッセン | 栗 | |
19 | 1 | 1 | グローリーヴェイズ | 美 |
2 | 5 | ルックトゥワイス | 栗 | |
3 | 3 | シュペルミエール | 美 | |
18 | 1 | 1 | パフォーマプロミス | 栗 |
2 | 4 | ロードヴァンドール | 栗 | |
3 | 7 | ガンコ | 栗 | |
17 | 1 | 1 | ミッキーロケット | 栗 |
2 | 2 | シャケトラ | 栗 | |
3 | 4 | モンドインテロ | 美 | |
16 | 1 | 2 | レーヴミストラル | 栗 |
2 | 1 | シュヴァルグラン | 栗 | |
3 | 4 | サトノノブレス | 栗 | |
15 | 1 | 6 | アドマイヤデウス | 栗 |
2 | 10 | フーラブライド | 栗 | |
3 | 7 | アドマイヤフライト | 栗 |
日経新春杯の優勝馬の中には、その後G1レースで活躍する馬も多くいます。
例えば、2019年の優勝馬グローリーヴェイズは、同年の香港ヴァーズ(G1)で優勝し、国際舞台での実力を示しました。
また、2018年の優勝馬パフォーマプロミスは、同年のアルゼンチン共和国杯(G2)で優勝し、長距離戦線での活躍が光りました。
さらに、2017年のミッキーロケットは、翌年の宝塚記念(G1)で優勝し、トップホースの仲間入りを果たしました。
このように、日経新春杯の優勝馬は、その後の重賞戦線やG1レースでの活躍が期待されるケースが多いです。
過去データから分析した好走傾向
年齢
年齢 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
4歳 | 6-4-2-19/31 | 19% | 39% |
5歳 | 2-2-4-21/29 | 7% | 28% |
6歳 | 2-4-4-32/42 | 5% | 24% |
7歳 | 0-0-0-24/24 | 0% | 0% |
8歳 | 0-0-0-14/14 | 0% | 0% |
注目は4歳馬!
4歳馬の勝率はなんと19%、複勝率も39%と圧倒的!
データを見ても、このレースでは4歳馬が一番活躍しているのが分かりますね。
馬券の軸として選ぶなら、まずは4歳馬から検討するのがオススメです!
次に5歳馬
5歳馬の勝率は7%、複勝率は28%。
4歳馬ほどの勢いはないけど、複勝率を見ると十分にチャンスはありそう!
「勝つまでは難しくても馬券には絡むかも?」と期待してみるのもいいですね。
6歳馬はちょっと控えめ
6歳馬の勝率は5%、複勝率は24%。
うーん、4歳や5歳に比べると少し頼りない印象…。
ただ、「穴馬」として一発を狙うなら入れておくのもアリかも?
7歳馬&8歳馬は苦戦傾向…
このレース、7歳馬と8歳馬には厳しいみたいです。
どちらも過去10年で一度も馬券に絡んだことがないんです…。
今回は思い切って外してしまうのが正解かもしれませんね。
戦略
- 本命候補は4歳馬!
馬券の中心にするならここが間違いないです! - ヒモ候補は5歳馬か6歳馬!
安定感のある5歳馬か、一発が期待できる6歳馬に注目です。 - 7歳・8歳馬は割り切って除外!
所属
所属 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
美浦 | 2-0-3-25/30 | 7% | 17% |
栗東 | 8-10-7-91/116 | 7% | 22% |
美浦所属馬の成績
- 勝率:7%
- 複勝率:17%
- 出走回数30回に対して2勝、複勝圏内は5回。
- 勝率・複勝率ともに控えめな数字ですね。
美浦所属の馬は、あまり信頼度が高いとは言えなさそうです。馬券に絡む可能性も低めに感じられます。
栗東所属馬の成績
- 勝率:7%
- 複勝率:22%
- 出走回数116回で8勝、複勝圏内25回。
- 勝率は美浦所属と同じですが、複勝率は栗東所属の方が高い(22%)ですね。
栗東所属馬は出走数が多い分、馬券に絡む可能性が高いと考えられます。
戦略
- 勝率は同じ7%ですが、複勝率は栗東が美浦を上回る22%。
- 栗東所属馬の方が全体的な安定感があります。
- 馬券を考えるなら栗東所属馬を重視する方が良いと言えそうです。
- 栗東所属馬は軸やヒモとしての信頼度が高め。特に安定感を求めるなら、栗東を中心に考えましょう。
- 美浦所属馬は穴馬として期待する程度に留めるのが無難。大きな信頼は置かない方が良さそうです。
前走着順
前走 着順 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1着 | 1-4-2-8/15 | 7% | 47% |
2着 | 0-0-2-10/12 | 0% | 17% |
3着 | 1-1-2-5/9 | 11% | 44% |
4着 | 1-2-0-5/8 | 13% | 38% |
5着 | 2-1-0-3/6 | 33% | 50% |
6~9着 | 4-1-2-37/44 | 9% | 16% |
10着~ | 0-1-2-47/50 | 0% | 6% |
💡 前走1着
- 勝率:7%
- 複勝率:47%
前走1着馬は複勝率が高めですが、勝率は意外と低め。
馬券圏内には来やすいものの、「勝ち切る力」という点ではやや不安が残ります。
「軸として安心感はあるけど、1着固定は注意」という感じですね!
💡 前走2着
- 勝率:0%
- 複勝率:17%
前走2着馬は、複勝率も低く、勝率はなんと0%。
データから見る限り、このグループは少し期待値が下がりそうです。
「馬券のヒモ候補として軽く抑える程度」が良さそうです。
💡 前走3着
- 勝率:11%
- 複勝率:44%
前走3着馬は複勝率が高く、勝率も悪くありません!
「安定感もありつつ、勝ち負けできるポテンシャルを持っている」グループです。
注目しておきたいですね♪
💡 前走4着
- 勝率:13%
- 複勝率:38%
前走4着馬は、なんと勝率が13%と高い!
データからは「前走で惜しい競馬をした馬」が、ここで巻き返すパターンが見て取れます。
勝ち馬候補としてしっかり検討するべきです!
💡 前走5着
- 勝率:33%
- 複勝率:50%
このグループが一番驚き!勝率33%、複勝率50%は文句なしのトップ。
「前走5着はむしろ狙い目!」という印象で、積極的に本命候補にしたいデータです。
💡 前走6~9着
- 勝率:9%
- 複勝率:16%
前走で掲示板外の成績だった馬も、たまに巻き返して勝つケースがありますね。
ただし、複勝率が低いので、軸というよりは「穴馬狙い」に適したグループです。
💡 前走10着以下
- 勝率:0%
- 複勝率:6%
ここは非常に厳しいデータ…。
勝率は0%、複勝率もわずか6%しかなく、馬券に絡む可能性は低いです。
基本的には思い切って消しで良さそうです。
📌 戦略
- 本命候補:前走5着・前走4着の馬
データ上、勝率が高く信頼できます! - 注意すべき馬:前走3着・前走1着の馬
安定感があり、軸やヒモで活躍する可能性大! - 思い切り消し候補:前走10着以下の馬
過去のデータから、期待値は低いと考えられます。
前走人気
前走 人気 | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
1人気 | 2-3-1-9/15 | 13% | 40% |
2人気 | 2-0-1-7/10 | 20% | 30% |
3人気 | 0-3-1-8/12 | 0% | 33% |
4人気 | 3-1-2-6/12 | 25% | 50% |
5人気 | 0-1-1-6/8 | 0% | 25% |
6~9人気 | 1-1-3-23/28 | 4% | 18% |
10人気~ | 2-1-1-56/60 | 3% | 7% |
💡 前走1人気
- 勝率:13%
- 複勝率:40%
前走で1番人気だった馬は、複勝率が高く信頼感抜群です。ただ、勝率はそこまで高くないため、「馬券の軸としては良いけど、勝ち切れるかは慎重に判断」するのが良さそうです!
💡 前走2人気
- 勝率:20%
- 複勝率:30%
前走2番人気の馬は、**勝率が20%**と優秀!前走1人気の馬より勝ち切る力がある印象ですね。ただし、複勝率は少し落ちるので、安定感より「一発勝ちを狙う馬」として注目したいです。
💡 前走3人気
- 勝率:0%
- 複勝率:33%
前走3番人気の馬は、複勝率がまずまずですが、勝率が0%…。
「勝つまでは難しいけど、馬券圏内には絡む可能性がある」と考えると良さそうですね!ヒモ候補にピッタリです。
💡 前走4人気
- 勝率:25%
- 複勝率:50%
ここが最注目!前走4番人気の馬は、勝率25%・複勝率**50%**とデータ上でトップクラスの好成績。
「本命候補」として迷わず選んでも良いでしょう!安定感も実力もバランスが良いですね♪
💡 前走5人気
- 勝率:0%
- 複勝率:25%
勝率が0%なので、1着に来る可能性は低め。しかし、複勝率が**25%**あるので「穴馬」としての活躍に期待できます。軽くヒモで抑えるのが良さそうです。
💡 前走6~9人気
- 勝率:4%
- 複勝率:18%
前走で中位人気だった馬は、データ的にはあまり目立たない成績。とはいえ、複勝圏内に絡む可能性もあるので、大穴狙いなら注意しておきたいですね。
💡 前走10人気以下
- 勝率:3%
- 複勝率:7%
前走で10番人気以下だった馬は、かなり厳しいデータ…。複勝率も7%と低いため、このグループは基本的に消し候補と考えて良さそうです。
📌 戦略
- 本命候補:前走4人気の馬
データ上、安定感と勝率が抜群!迷ったらこのグループを中心に考えましょう。 - 軸候補:前走1人気・2人気の馬
特に複勝率が高い1人気、勝率が高い2人気はどちらも軸に最適です。 - 注意:前走3人気・5人気の馬
勝率は低いけど、複勝圏内の可能性はあるのでヒモで抑えましょう。 - 消し候補:前走10人気以下の馬
期待値が低いので思い切って外すのが得策です。
前走クラス
前走 クラス | 着別度数 | 勝率 | 複勝率 |
---|---|---|---|
2勝 | 0-1-1-2/4 | 0% | 50% |
3勝 | 3-3-2-12/20 | 15% | 40% |
OP | 0-1-0-12/13 | 0% | 8% |
L | 0-0-1-6/7 | 0% | 14% |
G3 | 0-2-1-34/37 | 0% | 8% |
G2 | 2-1-3-23/29 | 7% | 21% |
G1 | 5-2-2-27/36 | 14% | 25% |
💡 前走2勝クラス
- 勝率:0%
- 複勝率:50%
出走数自体が少ないですが、複勝率が高めですね。ただ、勝率が0%なので「馬券圏内には来るかもしれないけど、勝ち切るのは難しい」という印象です。ヒモ候補として注目すると良さそうですね。
💡 前走3勝クラス
- 勝率:15%
- 複勝率:40%
前走3勝クラス組は、データ的に優秀なグループです!勝率・複勝率ともに高めで、「昇級戦でも十分通用する」馬が多いことが分かります。本命候補としてしっかり検討したいですね。
💡 前走OPENクラス
- 勝率:0%
- 複勝率:8%
このグループはデータ的に厳しい結果が出ています。勝率が0%、複勝率も低いため、「思い切って消し」でも問題なさそうです。
💡 前走Lクラス
- 勝率:0%
- 複勝率:14%
前走OPEN(L)クラス組も勝率は0%で、複勝率も低め。馬券に絡む可能性は低いですが、大穴狙いなら軽く抑えるのもアリかもしれません。
💡 前走G3
- 勝率:0%
- 複勝率:8%
前走G3組は、意外にも成績が振るわないグループです。データから見ると、勝ち負けには絡みづらい傾向があるため、大きな期待はしない方が良いかもしれません。
💡 前走G2
- 勝率:7%
- 複勝率:21%
前走G2組は、ある程度安定した成績を残しています。複勝率が20%を超えているため、ヒモ候補や押さえとして検討する価値は十分にありそうです。
💡 前走G1
- 勝率:14%
- 複勝率:25%
前走G1組は、実績馬らしく信頼感がありますね。勝率がトップクラスで、複勝率も安定しています。このグループは本命や対抗として積極的に狙いたいところです。
📌 戦略
- 本命候補:前走G1・3勝クラス
信頼感が高く、データ上でも勝ち負けできる可能性が高いです! - ヒモ候補:前走G2・2勝クラス
複勝率が高いグループなので、抑えで狙う価値があります。 - 消し候補:前走OPEN非L・G3
データ上、期待値が低いため、思い切って外しても良さそうです。
ポイントまとめ
年齢別のポイント:4歳馬が主役!
4歳馬は勝率19%、複勝率39%と圧倒的な強さを見せています。このレースの中心になるのは間違いなく4歳馬ですね。一方、5歳馬も一定の成績を残しているものの、6歳以上の馬は厳しい結果に。特に7歳以上の馬は馬券圏内ゼロと厳しいデータです。
所属別のポイント:栗東所属馬が優勢!
所属別では、栗東所属馬が勝率7%、複勝率22%と安定感を見せています。一方、美浦所属馬はやや苦戦しており、狙うなら穴馬として最小限にとどめたほうが良さそうです。
前走着順別のポイント:上位着順が強い!
前走で掲示板に載った馬が特に好成績を収めています。特に前走5着馬は勝率33%、複勝率50%と優秀な成績を残しており、注目すべき存在です。逆に、前走6着以下の馬は複勝率がガクッと下がります。基本的には上位着順の馬を重視するのが良さそうですね。
前走人気別のポイント:中位人気が狙い目!
データを見て驚いたのが、前走4人気の馬が勝率25%、複勝率50%という優秀な成績を残していることです。前走で1~2人気だった馬も安定感がありますが、大穴狙いというよりは堅実派向け。一方、前走10人気以下の馬は複勝率7%と厳しい結果になっています。
前走クラス別のポイント:G1組&3勝クラスが注目!
前走G1に出走していた馬は勝率14%、複勝率25%と安定感があります。実績ある馬を狙うならこのクラスが一番です。また、前走3勝クラスの馬も勝率15%、複勝率40%と健闘しています。逆に、前走G3やOPENクラスの馬は期待薄な結果となっています。
こんな馬を狙おう!
ここまでのデータを整理すると、以下の条件に当てはまる馬が狙い目といえます。
- 4歳馬(栗東所属)
- 前走1~5着で、前走4人気以内
- 前走G1または3勝クラスに出走した馬
予想
本命は、メイショウタバルです。
メイショウタバルは、昨年の毎日杯を6馬身差で圧勝し、さらに神戸新聞杯(中京芝2200m)では逃げ切り勝ちを収めました。このレースでは、2番手のインテグレイトや3番手のゴージョニーゴーが掲示板外となる中、厳しい展開をものともせず勝利したのは、その実力の証です。
前走の菊花賞(3000m)では16着と振るわなかったものの、距離が長かったことと、得意の逃げができなかったことが敗因と考えられます。今回は得意の2200mで、再び逃げの戦法が取れれば勝利のチャンスがあるでしょう。
中京競馬場の芝2200mコースは、スタートから最初の直線途中まで緩やかな上り坂が続き、3~4コーナーは下り坂、最後の直線は412.5mと長く、急坂を2回上るためスタミナと持続力が求められます。メイショウタバルの先行力とスタミナは、このコースにマッチしていると言えます。
メイショウタバルの逃げ切り勝ちに期待して本命としました!
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