なんでこの馬が人気したのか?サッパリわからないのも競馬
みなさんおはようございます。
単勝1倍台に支持されるということは、大多数の馬券購入者が勝利を期待しているということになります。
1倍台に支持された馬の成績は、同じ1番人気に支持された馬の中でも断然の勝率を誇りますが、とても確実といえる成績とは言えません。
過去3年間の成績を見ると、勝率は約50%と2回に1回は負けていました。
2回に1回勝つのであれば、不確実な要素の多い競馬にとって、とても勝率は高いかのように思えます。
しかし、単回値は80程度であり、買えば買うほど資産は減っていくのが現実です。
この数字は、単勝の控除率20%という数字が示す通りの数字です。
人気は馬券購入者が作った数字でしかない
馬券購入者の予測精度は悪くない
2021年12月31日を起点として、過去3年分のデータを集計しました。
集計条件は以下
・芝ダート共
・単勝1.4倍以下
・4着以下
この条件で集計したところ、36頭の馬が該当しました。
同期間にて1~3着の馬を含めれば合計357頭であり、割合は約10%。
10頭に1頭は馬券外になっていました。
10頭のうち1頭の馬が馬券内になるとするならば、不確実性の高い競馬において悪くない予測精度といえます。
しかし、馬券外になった馬の次走を調べてみたところ、なかなか興味深い結果が得られました。
単勝オッズの安い馬は本当に強いのか?
単勝1.4倍以下のグリグリ人気に支持された馬は本当に強いのでしょうか?
確かに36頭の馬は人気に応えることが出来ず凡走していますが、たまたま運が悪かっただけかもしれません。
馬馬が合わなかった、展開が合わなかった、出遅れてしまった等、運の要素が絡むのが競馬です。
ということで、該当馬の次走の結果を調べてみました。
結果はこちらとなります。
6-6-5-4-0-12/33
勝率18%
複勝率51%
本当に単勝1.4倍以下に支持されたのか疑いたくなるような結果となりました。
単勝1.4倍以下に支持された馬の勝率は約64%、複勝率は約90%です。
この数字以下の成績となるということは、オッズに支持されるほどの実力がない馬が多かったということが分かります。
前走人気だったから、不利を受けたからといって、人気した馬を本命とするのは危険なのかもしれません。
ちなみに、前走グリグリ人気で馬券外となった馬で、次走単回値100を超える条件は、単勝3.0~3.9の単勝オッズでした。
多少人気が落ち着いたほうが、馬券的には狙いやすいのかもしれません。
まとめ
人気した馬が強いとは限らないということが分かります。
人気の馬はマークされやすかったりと、展開面で不利を受けやすいのはありそうな気がしますが。
馬券で資産を増やそうと思うのならば、人気に流されない、しっかりとした予想の軸を持つことが大切にです。
競馬予想
大井11 1クルセイズスピリツ
近走は勝ち切れない競馬が続いているが、今回は1000mの得意舞台へ変わる。
大井1000mは2-0-1-0と相性良く、
唯一3着となったのは、アピアが圧勝したダービースタリオンマスターズ賞競争であり、この時は逃げ先行の前残り決着だった。
今回は得意舞台に変わるほか、最内枠と逃げたいクルセイズスピリツには好枠をゲット。
船橋記念ではキモンルビーに差をつけられたが、条件変わった今回は逆転まであるとみる。
おすすめ書籍
ザ・ロイヤルファミリー
馬主視点で日本競馬の流れを知る事が出来ます。
ギャンブルだけじゃない、別の視点を持つきっかけとなりました。
競馬に興味があり、何か読みたい人にオススメの一冊です。
小説は少しずつ読むタイプですが、この作品は一気読みしてしまいました。
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