
日本のG1レースってたくさんあるけど、どんな順番で行われるのかよく分かってないんだよね。



そうだな、日本のG1は全部で24レースあって、季節ごとに開催されるんだ。



おおっ、それを順番に教えてくれるの?



もちろんだ。
この記事では、日本の平地G1レースを開催日順に紹介していくぞ。
フェブラリーS(東京・ダ1600m)
ダートG1の幕開け。ダート短距離~マイル路線のトップホースが集う。
過去の優勝馬
• カネヒキリ(2006年優勝)…JRA・地方G1含むダートG1を7勝
• ゴールドアリュール(2003年優勝)…ダート三冠級の活躍、種牡馬としても影響大
• モーニン(2016年優勝)…フェブラリーS・根岸Sを勝利し、種牡馬入り
高松宮記念(中京・芝1200m)
春のスプリント王決定戦。スピード自慢が集まる短距離G1。→歴史と詳細な解説はこちら!
過去の優勝馬
• ロードカナロア(2013年優勝)…スプリントG1を6勝、最強スプリンター
• キングヘイロー(2000年優勝)…遅咲きの短距離G1馬、種牡馬としても成功
• キンシャサノキセキ(2010年・2011年優勝)…スプリントで安定感、7歳でスプリントG1を初制覇
大阪杯(阪神・芝2000m)
中距離王決定戦。ドバイ遠征組が抜けることもあり、国内組が中心。
過去の優勝馬
• キタサンブラック(2017年優勝)…G1・7勝、年度代表馬2回
• ジャックドール(2023年優勝)…大阪杯で念願のG1制覇、中距離路線の強豪
• レイパパレ(2021年優勝)…無敗で大阪杯制覇し、G1級の能力を示す
桜花賞(阪神・芝1600m)
牝馬クラシック初戦。3歳牝馬のスピードと瞬発力が問われる。
過去の優勝馬
• アーモンドアイ(2018年優勝)…G1・9勝、史上最強クラスの牝馬
• ダイワスカーレット(2007年優勝)…牝馬クラシック&有馬記念制覇
• ブエナビスタ(2009年優勝)…G1・6勝、安定感抜群の名牝
皐月賞(中山・芝2000m)
牡馬クラシック初戦。スピードとパワーが求められる中山2000m。
過去の優勝馬
• ディープインパクト(2005年優勝)…三冠馬、競馬史に残る名馬
• ナリタブライアン(1994年優勝)…三冠馬、当時最強の3歳馬
• コントレイル(2020年優勝)…無敗の三冠馬、父ディープの血を継ぐ
天皇賞・春(京都・芝3200m)
長距離王決定戦。ステイヤーの頂点を決める伝統の一戦。
過去の優勝馬
• キタサンブラック(2016・2017年優勝)…連覇達成、長距離の王者
• テイエムオペラオー(2000年優勝)…2000年はG1を5勝し無敵
• ディープインパクト(2006年優勝)…単勝1.1倍に支持され圧勝、レコード勝ち
NHKマイルC(東京・芝1600m)
3歳マイル王決定戦。クラシック路線から外れた馬が多く参戦。
過去の優勝馬
• キングカメハメハ(2004年優勝)…ダービー制覇、名種牡馬
• エルコンドルパサー(1998年優勝)…凱旋門賞で2着、タイムフォームレーティング日本最高値保持
• クロフネ(2001年優勝)…芝ダート両G1を制覇、種牡馬としても大成
ヴィクトリアマイル(東京・芝1600m)
古馬牝馬のマイル女王決定戦。スピードと瞬発力が重要。
過去の優勝馬
• アーモンドアイ(2020年優勝)…史上最多G1・9勝
• グランアレグリア(2021年優勝)…マイル最強牝馬クラス
• ウオッカ(2009年優勝)…ダービー馬、マイルも強い
オークス(東京・芝2400m)
3歳牝馬クラシック第2戦。スタミナと底力が試される。
過去の優勝馬
• ジェンティルドンナ(2012年優勝)…牝馬三冠+ジャパンC連覇
• アーモンドアイ(2018年優勝)…G1・9勝のレジェンド
• ブエナビスタ(2009年優勝)…歴代屈指の名牝
日本ダービー(東京・芝2400m)
競馬の祭典。3歳馬の頂点を決める最も名誉あるレース。
過去の優勝馬
• ディープインパクト(2005年優勝)…伝説の三冠馬
• シンボリルドルフ(1984年優勝)…最初の三冠馬+無敗伝説
• ナリタブライアン(1994年優勝)…三冠制覇、圧倒的な強さ
安田記念(東京・芝1600m)
マイル王決定戦。スプリンターから中距離馬まで幅広く参戦。
過去の優勝馬
• モーリス(2015年優勝)…世界最強マイラー
• グランアレグリア(2020年優勝)…安田記念含むG1・6勝
• ウオッカ(2008・2009年優勝)…東京優駿を制覇し、マイル戦線でも活躍
宝塚記念(阪神・芝2200m)
春シーズンの総決算。ファン投票で選ばれるオールスター戦的なレース。
過去の優勝馬
• サトノクラウン(2017年優勝)…春のグランプリ制覇
• ゴールドシップ(2013・2014年優勝)…宝塚2連覇、個性派スターホース
• オルフェーヴル(2012年優勝)…最強クラスの三冠馬
スプリンターズS(中山・芝1200m)
秋の短距離王決定戦。高松宮記念と並ぶスプリントG1。
過去の優勝馬
• ロードカナロア(2012・2013年優勝)…歴代最強スプリンター
• タイキシャトル(1997年優勝)…海外G1制覇、スプリントも強かった
• カレンチャン(2011年優勝)…安定したスプリント力
秋華賞(京都・芝2000m)
3歳牝馬クラシック最終戦。桜花賞・オークス馬が集結することが多い。
過去の優勝馬
• ジェンティルドンナ(2012年優勝)…牝馬三冠達成
• アーモンドアイ(2018年優勝)…史上最強牝馬クラス
• カワカミプリンセス(2006年優勝)…無敗の二冠馬
菊花賞(京都・芝3000m)
3歳牡馬クラシック最終戦。長距離適性が重要。
過去の優勝馬
• ディープインパクト(2005年優勝)…無敗の三冠馬
• ナリタブライアン(1994年優勝)…3歳で古馬を圧倒
• キタサンブラック(2015年優勝)…菊花賞馬からスターホースへ
天皇賞・秋(東京・芝2000m)
中距離G1の最高峰。古馬最強馬決定戦の一つ。
過去の優勝馬
• シンボリクリスエス(2002・2003年優勝)…圧勝劇で連覇
• アーモンドアイ(2019・2020年優勝)…G1・9勝の伝説的名馬
• ジャスタウェイ(2013年優勝)…その後、世界最強馬へ
エリザベス女王杯(京都・芝2200m)
古馬牝馬の頂点を決めるレース。時に3歳牝馬も参戦。
過去の優勝馬
• ラッキーライラック(2019年・2020年優勝)…エリザベス女王杯連覇、海外でも活躍
• リスグラシュー(2018年優勝)…海外G1・有馬記念も制覇
• ダイワスカーレット(2007年優勝)…牡馬相手にも勝負できた名牝
マイルチャンピオンシップ(京都・芝1600m)
秋のマイル王決定戦。安田記念と並ぶマイルG1。
過去の優勝馬
• モーリス(2015年優勝)…世界最強マイラー
• グランアレグリア(2020年優勝)…マイル・スプリント両方でG1制覇
• ダイワメジャー(2006・2007年優勝)…マイルで抜群の安定感
ジャパンカップ(東京・芝2400m)
日本vs世界の頂上決戦。海外馬も招待される格式高いレース。
過去の優勝馬
• ディープインパクト(2006年優勝)…圧巻の走りで引退レース前哨戦を制覇
• ジェンティルドンナ(2012・2013年優勝)…史上初のジャパンC連覇
• アーモンドアイ(2018・2020年優勝)…ジャパンC2勝、G1・9勝の歴代最強クラス
チャンピオンズC(中京・ダ1800m)
ダート中距離G1。フェブラリーSと並ぶダート王決定戦。
過去の優勝馬
• クリソベリル(2019年優勝)…ダート無敗神話を築く
• ゴールドドリーム(2017年優勝)…フェブラリーSとチャンピオンズC制覇
• レモンポップ(2022年・2023年優勝)…フェブラリーS連覇、ダート王者
阪神ジュベナイルF(阪神・芝1600m)
2歳牝馬G1。翌年のクラシック戦線を占う一戦。
過去の優勝馬
• ウオッカ(2006年優勝)…牝馬ながらダービー制覇
• ブエナビスタ(2008年優勝)…その後、牝馬三冠+G1・6勝
• リバティアイランド(2022年優勝)…三冠牝馬、3歳でジャパンカップ2着
朝日杯フューチュリティS(阪神・芝1600m)
2歳牡馬G1(牝馬も出走可能)。クラシック候補が出ることも。
過去の優勝馬
• グラスワンダー(1997年優勝)…無敗で朝日杯制覇、その後グランプリ3連覇
• アドマイヤマーズ(2018年優勝)…その後、NHKマイルC・香港G1制覇
• ロゴタイプ(2012年優勝)…その後、皐月賞・安田記念も制覇
ホープフルS(中山・芝2000m)
2歳中距離G1。将来のクラシック候補が集まる。
過去の優勝馬
• コントレイル(2019年優勝)…翌年、無敗で三冠達成
• レイデオロ(2016年優勝)…その後、日本ダービー制覇
• サートゥルナーリア(2018年優勝)…皐月賞を制し、クラシックでも活躍
有馬記念(中山・芝2500m)
1年の総決算。ファン投票で選ばれるグランプリレース。
過去の優勝馬
• オグリキャップ(1988年・1990年優勝)…感動のラストランで引退
• ディープインパクト(2006年優勝)…ラストランで圧勝
• ゴールドシップ(2012年優勝)…有馬のスターホース
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