川田騎手の初リーディングが2022年だったことの違和感
川田騎手って、2022年が初めてリーディングトップになった年。
その年は川田騎手が1位で、2位に戸崎騎手。とんで5着にルメール騎手が入っていた。
ルメール騎手が5着になる事も不思議な感じだったけど、川田騎手が初めてのリーディングトップだった事にも違和感を感じた年だった。
今では勝つのが当たり前で、信頼のおける騎手ナンバーワンというイメージがあるだけに、去年の違和感は何だったのかと思わせるところがある。
数字が出ている以上、それは紛れもない事実だけど、感覚で言えば違和感があった。
逆に戸崎騎手が2位に入っている事が私にとっての違和感だった。あんまり勝っているイメージはないんだけど、数字を見ると紛れもない事実。ルメール騎手よりも27勝も多く勝ち星を上げている。
ところが、この違和感には理由があるようで、賞金を調べてみると正体が分かった気がした。
以下が2022年のリーディングと賞金である。
1.川田31億5709万円
2.戸崎23億1567万円
3.横山武23億4003万円
4.松山22億3001万円
5.ルメール28億8133万円
お分かりいただけただろうか?
川田は完全なるトップである事に変わりはないが、ルメールの賞金が上位2-4位の3名を上回っているのである。賞金で言えばナンバーツー。
そう、ルメール騎手は平場よりも重賞での勝利にウェイトが置かれているのである。
それが違和感の正体の可能性。
平場のレースのイメージはあまり無いけど、注目の集まる重賞レースのイメージは強い。
ルメール騎手が5位だった事の違和感はここにあった。
とはいえ、私が知りたいのは重賞で誰が勝ったかということではなく、誰が馬券に絡みやすいかである。
こういうイメージで馬券を取りこぼす事はなるべく避けたいので、データの重要性を再認識する事になるのであった。
Deku
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