地方競馬におけるオッズ心理の考察(禁ギャン日記29)
地方競馬を買おうかなと思って出馬表を眺めていた。やはり中央に比べてオッズが渋い。複勝元返しも当たり前に発生する。
一つだけ馬券を買った。
門別12レースのジャストフィット。
単勝2.0に対して、複勝1.0-1.2。
直前まで1.1以上ついていたのに、確定オッズでは1.0になっているのでどうしようもなかった。となると荒れる方向に祈るわけだが、こういう時に限って1.2.3人気決着に落ち着いてしまうのはお決まりである。
大逃げしたスペイスフォースにカーロデスティーノがそのまま1.2位争いをするという二頭の作戦勝ちだった。
まあなんというか、単勝2.0倍ついたジャストフィットの複勝が1.0になるという事態になんて事だと嘆くばかり。これだから地方は…と言いたい気持ちもあるけど、川崎最終レースのクロニオスは単勝1.5倍に対して、複勝は1.1-1.4。結果は2着も複勝1.1倍ついてた。
この差は何だったのか?というところで、多くの馬券購入者がジャストフィットの複勝を直前に買い込んだという他ないのだけれど、僕の仮説としては、ジャストフィットとクロニオスの単勝オッズの差が原因している。
単勝オッズだけ見れば、ジャストフィットよりもクロニオスの方が単勝オッズが低く、勝率も高い。それに伴って複勝率も高まる。
しかも、中央からの転入初戦で戦績からもそこそこやれそうだ。
となると、単勝買った方がオッズもつくし良さそう。と複勝を買う人は割合減る。そこに、クロニオスには敵わないけど、この馬なら馬券になりそうだ。オッズも付くし。と他の馬の複勝を買う事により、クロニオスの複勝オッズがつくのである。
たいして、ジャストフィットはどうか。前走1番人気を裏切っているけど、能力も高いしこのメンバーなら勝ち負けだろう。しかし前走の負けが気になる。よりにもよって前走と同じ服部騎手…うーん。複勝なら硬いだろ。と複勝の買いが集まり、結果的に元返しとなったわけだ。
まあ、これは私の仮説だから、実際はどうか知らんけど、多分こんな心理が働いたんだろうなと。
だから、締め切り前までオッズつかなかったとしても、直前でオッズがついたり、逆戻りあるから考え方を変えようかな。と思った出来事でした。
Deku is keiba lover.
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