競馬にかかるコスト(禁ギャン日記27)
馬券を買うために必要なコストといえば、馬券を買うためのお金に、せいぜい競馬新聞代と言ったところか。と思いたいところだけど、少し感覚が麻痺している事に気付いた。
一番浪費してしまうコストと言えるのは、時間。どのレースの、どの馬の馬券を買うべきかを判断するために、最低限の時間はかかる。それは人それぞれ違うだろうし、賭ける額によっても時間が前後するだろうか。
人生において最も取り返しのつかないコストとは時間であり、過ぎた時間は戻ってこない。
当たるかどうか分からないうえ、同じメンバーでも結果が変わってしまう様なレースを時間をかけて予想する事は、果たして価値ある事なのかと思ってしまう。予想を売る事に価値を置く予想家にとっては、予想する事は価値を創造することであり、コストをかける必要は大いにあるでしょう。しかし、ただ馬券を買うために予想をする事に意味があるのかと疑問をもちます。
だって、適当に買っても当たる時は当たるんだから、予想する事に意味あるのって思った事ないですか?
次にコストだと思ったのは、決断力を使う事。人間が1日で下せる決断の回数は決まっているらしく、ネットを見ると3万5000回という研究もある。人生とは決断の連続であり、それ即ち1日中決断を下し続けなければならないという事。
そんな大切な決断回数を、馬券を買うために何回も使って良いのか?と疑問に思う。馬券を買うためにも決断が連続する。
どのレースの、どの馬を本命にして、どの券種で…と決めはじめたらキリがない。そこから、どこまで点数を減らすか、券種を減らすか、挙げ句の果てにはやっぱりこのレースは馬券を買うべきではないか…等と行ったり来たりをする。
その度に決断を繰り返す。
馬券を一日中検討していると、あっという間に時間が過ぎるけど、1日の終わりにはどっと疲れてビールが美味いなんて事、経験ありませんか?
それって決断疲れかもしれませんよ。
と、いうことで、時間と決断にかかるコストの大きさについて思った事を書きました。それでも馬券が辞められるとは思わないし、一生付き合い続けたい趣味のNo.1である事は間違いありません。
競馬は好きだし、馬券も買いたいけど、良い感じに付き合っていけることが一番だと思います。
だからこそ、省力で馬券を買う事が出来つつ、収支をプラスにするための研究を行うわけです。予想時間よりも研究時間に割合を割く。
Deku is keiba lover
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