ギャンブラーの適性(禁ギャン日記22)
空いた時間ができた時、ふと、馬券を買おうかなという気持ちが沸き起こった。ネット競馬を開くと、大井10レースと門別10レースが発走間近な事が分かる。門別10レースの方を開いた。
トラミナーを1番人気で、3番人気まで割れたオッズ。転入初戦のトラミナーがどんな走りを見せるかが注目されるレースであった。
中央から地方に転入してきた場合、人気になるのはいつもの事で、馬券になっていたらななおの事。馬券になっていたならなおの事。問題は地方の砂が合うかどうかであり、こればっかりは未知数。これがオッズが割れる原因だったろうか。
出馬表を見た時、1番人気がトラミナーだったので買うかどうか悩んだ。買っても大丈夫かなって。結局買わなかったんだけど、「悩むなら買わない」を徹底できた事に進歩を感じた。結局トラミナーは逃げ切って転入初戦で勝利を飾ったわけだがど、別に後悔はない。
以前なら、買わなかったことに後悔して、次こそ馬券当ててやる!と熱くなっていたとこだけど、今回はやけに冷静だった。別に馬券買いたくないなと出馬表を見ることなかったし。
これが馬券との適切な距離だと思う。
思いつきで馬券買っても、たまたま狙った流れなら買うべきだけど、悩むくらいなら買わない。買わなかった後悔は次に繋がるけど、買った後悔に次はない。
賭けたお金は戻らないからね。
少し馬券と距離を置いたことで、ギャンブラーとして必要な適性が少し備わった気がする。
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