禁ギャン日記8
禁ギャン日記も第8回を迎えた。早くも一週間以上ギャンブルをやっていない事になる。僕にとっての一週間は中央競馬に始まり中央競馬に始まり地方競馬に終わるわけだが、それが無かったのであっという間の一週間になった。まあ、競馬をしない人にとってはそれが当たり前で、なんらおかしな話ではないだろうけど、私にとっては大きな事なのだ。毎日当たり前にやっていた事をやらないという事には、少なからず違和感を覚えてしまう。
まず時間が出来たことに気がつく。馬券購入までに時間をかけない私ではあるが、少なからず時間はかかってしまう。それが毎日だから馬券を買わなくなった途端に多くの時間が出来た。競馬のいいところは、レースの発送時間が決まっているところだ。時間が決まっているので、パチンコのように長時間拘束される事はない。馬券を買ってしまえば、レース発走までの時間は他のことをやっていてもいいのだ。そう思っていた。
ところが、馬券を買い出すと、気持ちが競馬を引っ張られていた事に気がついた。馬券を検討し、馬券を買って、レースを待つ。それで終わりのはずが、頭は馬券の事を考えている。切り替える事が出来ないのだ。
他の事に集中が出来ておらず、何かやっても馬券の事を考えている。これでは予想をしていなくても、競馬をやってないとは言えないのではないか?
私は恐ろしい事に気がついたのである。一度馬券を買っただけでは無く、馬券を買うかどうか迷った時点で、競馬に取り込まれてしまっていた事に。私は知らず知らずのうちに、莫大な時間を競馬に取られていたのである。
競馬の予想に一円の価値も無いと思っている私にとって、恐ろしい事実に気がついてしまったのであった。だって、競馬の予想ってレースが終わったら無価値でしょ?
コメント